とことん甘やかしてください

本名が進化してこぴちゃんになりました。

暑すぎてお外出たくなかったので「さびしすぎてレズ風速に行きましたレポ」私も読んでみた

今日、一体何度あるんだ・・。

 

徒歩30秒のカフェに行くにも暑い・・・。
外に出たくなかったので、kindleストアを眺めててごろごろして、
こちらをポチり。


電子版以外は手に入れにくくなっていると噂。

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 

タイトル読んだだけだと、なんでさびすぎて風俗に行ってしまったのか「???」って感じだったけど、
読み終わったいま納得だわ。

 

これは「レズ風俗に行った」レポではなくて、
「どうしようもなく死にたいと思ってたけど、自分を大事にできるようになってきた(その結果、レズ風俗にも行けるようになった)」レポだった。

 

程度の違いこそあれ、誰かに無条件で「ぎゅっとしてもらう」ということは
なんとも大事だし、誰にとっても必要だよね。

 

大人になると(永田カビさんは、私と同じ28歳だった)、恋人でもない限り
誰かに無条件で抱きしめられることなんてない。

(まー女友達同士でぎゅっとしあうことはあるけど、それはなんかなぐさめてもらうとか、喜んでるときとか、意味もなく「ぎゅっ」はなかなかないんじゃなかろうか。)

 

両親とは同居しているけど、
両親は「正社員になれ」としか言わないなんとなく古い(失礼な物言いだが)
価値観のご両親ぽい。

バイトに行って稼いでいても、正社員でなければ、ちゃんと働いてない、と思われ、
家にいても安心しない。

 

そのまんまの自分を無条件で認めてくれる人(物理的にぎゅっとする/しないに関わらず)って多くの人には必要だと思うのだけど、

この人はずっと、自分すらも「誰か(親)の期待に応えなくちゃ」と思ってて
自分のありのままを認めてあげることができなかった。

 

それでも、なんとかもがいて、自分を大切にしたいと思い、
そこで見つけた自分のありのまま満たしたいことが性的な安らぎで
レズ風俗に行けばかなえられそう、という結論。

 

そのレズ風俗に行くまでも「レズ風俗に行く娘なんて嫌だろうな」って親のこと考えたりしてるのだけど。

自分が自分を大切にしていれば大丈夫、とはよく言うけど、
自分だけを味方にしてずっと頑張れる人なんて少ないと思うから、
この人が、ありのままの姿で誰かの肩によりかかれるといいな、と思った。